2011年05月23日

そこは俺の領地だ!!!

エルグランデ

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この作品は1996年ドイツゲーム大賞を取ったヴォルガング・クラマーの作品である。
陣取りゲームの最高峰ともいえる。

内容は陣取りで自分は大公となり、スペインの9つのエリアと塔に、自軍の騎士を派遣していく。
9ラウンドで、2回の途中計算があり、エリアごとに多くの騎士を配置した人に得点が入る。

各ラウンドは、アクションカードをパワーカードで競り、獲得していく。
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ただし、ここにもクラマーらしいジレンマが含まれている。
強いカードを使うと、ストックから手元に連れてくる騎士が少なくなってしまう。
逆に、たくさんの騎士を連れてこようとすると、残り物のカードになってしまう。
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実に悩ましい。

そして、最も重要になってくるのが、塔と王様である。
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左のこけしみたいのが、王様、右のが塔

王様は、そのエリアにいると得点計算の際、+2ポイント入るため、人気者である。
また、絶対ルール「王様のいるエリアは不可侵」で騎士をそのエリアには派遣できない。
得点を守るのにも利用できる。

塔は、9つあるエリアと同様に騎士を派遣できる。
塔にいれる騎士は、公開情報だが、中に入ってしまうと、非公開なので記憶が頼りになる。
相手の騎士が予想より多かったり、自分の騎士が少なかったり、
困ったことに、自分の記憶はなかなか頼りにならない。
塔の中の騎士を得点計算の直前にオープンし、各自、どこのエリアに派遣するか秘密裏に決める。
ここでの読み合い(駆け引き)がアツい。
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A「じゃぁ俺は安牌で行こう。」
(とか言っちゃってあのエリア狙っていこう。ニヤニヤ)

B「となるとあのエリアだな。」

C「となると・・・どこなんだ?」

D「いやいや、あそこしか無いだろう。」

E「もぅ、わかんないゎ。あそこでいいや。」
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てな感じの駆け引きが激アツ、チリチリと火花飛び交う。

最終的に得点を最も獲得したプレイヤーの勝利である。



<感想・思考>

実は、説明書を読んだだけで感動してしまった。
秘密のディスクといい、塔といい、2種のカードもなんとも悩ましい。

プレイしてみるとバランスの良さに驚き、そして、また悩ましい。

9ラウンドしかない点と3回の得点計算、視野の広さが求められる。
9つのエリアどの場所に騎士を配置するか、別ベクトルの視野も必要になる。

つまり、このゲームに求められるのは、次ラウンドの手番順を見越すビジョンと
今のラウンドの有利な配置指定するビジョンが必要である。

結局は、「面白い!」
この一言に尽きる。安っぽく聞こえちゃうが…

初プレーであればショートゲームでも十分楽しめる。
最後に、アクションカードの日本語化推奨。
プレイ効率が上がるのは、間違いない。


posted by ネプコロ at 23:56| Comment(0) | ボードゲーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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